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2006年7月17日 (月)

「戦争学」概論/黒野耐 ~当然の学問~

ぶっそうなタイトルが決して大げさに見えない現在、戦争をタブーではなく、一つの学問としてアプローチする手法を作者は紹介する。大切なのはこれは紹介であること。新しい手法でも考察でもなく、おそらく世界中で当然のことのように育まれ進歩してきている学問である。

なぜかの国が仕掛けるのか、大国のパワーバランスはどこで保たれているか、歴史は正直であり、歴史からしか過去は学べない。

今我々はこの状況を何を元に理解したらよいか、その一つのロジカルな手法として、その紹介書として歓迎したい。無論この学問だけで全ては理解できぬ。著者の言うとおり「軍事が政治の延長線上にある」以上、他の視点(佐藤優氏の言う「文化」的視点等)含めての外交論理を、わたしたちの国はもつことができるのだろうか。

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