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2006年5月20日 (土)

図書館の神様/瀬尾まいこ ~癒し~

男性の存在。高校生の教え子と、菓子職人の不倫相手と、弟。そして時々無害な同僚。主人公の教師は彼らの間で生活する。食べて寝て、本を読んで授業をして、海を見て、空を見て、話をして。

こう書いただけでは伝わらない、透明感と、せつなさが流れる時間。

傷を受けた人の心が癒されるには時間が必要。でも時間だけでは癒されない。恋と仕事と家族と、それらの中から自分が気づくこと。自分のために気づくこと。

彼女はそれに気づくことができた。「垣内くん」(教え子)の功績は大きい。僕たちにとっての「垣内くん」はいるのか。出会えたら僕たちも気づくことができるのかもしれない。気づくことができたら、癒されるかもしれない。

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